毎日の調理を簡単にする家電である「ホットクック」と「クックフォーミー」、どちらもお役立ちスマート家電として人気を誇っています。
どちらも、
- 材料を入れてスイッチを押せば料理が完成するし、
- スマホアプリを使えば、レシピや買い物リストも簡単に作れるし、
- 火を使わないから安心だし、お手入れも簡単。
等便利機能が満載です。しかし、
- ホットクックとクックフォーミーは何が違うの?
- 結局、ホットっクックとクックフォーミーどっちを選べばいいの?
と悩んでいる方もいると思います。
そこで、今回ホットクックとクックフォーミーの違いを比較しました。
SHARP ヘルシオ ホットクックの特徴
水なし調理で素材のうまみを堪能!
シャープ ヘルシオ ホットクックは電気無水鍋です。その名のとおり、水を使わないで調理OKな鍋です。
水を使わないので素材のうまみを閉じ込め、おいしく仕上がります。
食材に含まれる水分を活用して調理するので、
- おいしさが凝縮し「甘み」が多く残り、食材本来のおいしさ
- 抗酸化作用のあるビタミンC、葉酸などの栄養素もより多く残る
例えば煮込み料理なども、普段お鍋で作る時より薄めに味付けしても、素材の味を活かしておいしく仕上がります。
かきまぜ&火加減を自動でコントロール

「カレーを作っている最中に目を少し離してたら焦がしてしまった…」なんてこともあると思いますが、
ヘルシオ ホットクックでは、
- かきまぜ
- 火加減
この全て自動でコントロールしてくれます。
焦げてしまいがちなカレーやシチュー、さらに無水で調理するメニューまで、ほったらかしでも上手に調理してくれます。
加熱しながらかき混ぜることにより、中までしっかり味がしみ込み、美味しく仕上げてくれます。
予約調理可能
ホットクックは予約調理できるので、朝出かける前に材料入れて予約しておくだけで夜帰ってきたときには完成しているなんてことが可能です。

献立相談までできちゃうCOCORO KITCHEN
無線LANでシャープのクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に接続すると、家族の嗜好や利用状況を学習し、よりあなたにぴったりのメニューを提案してくれます。
何ができるのかちょっとだけご紹介します。
- 新メニューをどんどん追加できる
- 調理ランキングなどがみれる
- 低カロリーメニューなど様々なカテゴリでメニューを提案してくれる
- 画面&音声で材料&作り方を案内してくれる
- 外出先からスマホで予約調理時間の変更ができる
など、COCORO KITCHENのおかげで、今までの普通の鍋だったら絶対に出来なかったことが簡単に出来るようになります。
※ただし、無線LAN搭載機種のみなのでご注意下さい。
ヘルシオ ホットクックについてさらに詳しく知りたい方はこちら↓

T-fal クックフォーミーの特徴
帰ってすぐご飯ができる圧倒的な速さ!
クックフォーミーは、
- 210種類ものレシピが内蔵されていて、
- 材料を入れてボタンを押したらおまかせ調理してくれる
自動電気圧力鍋です。圧力調理が出来るので、非常に調理時間が短くて済みます。

具体的には…
ビーフカレー:8分
肉じゃが:3分
クレーム・ブリュレ:10分
カレーが10分かからないなんて驚きですね。肉じゃがもカップラーメンを待ってる間に出来てしまうのにもびっくりしました。
時間を短くすることに長けてるので、「すぐに食べたい!」という時に非常に役に立ちます。
レシピ内蔵だから面倒じゃない

レシピ集をめくりながら、スマホで検索したレシピを見ながら…なんて面倒くさい…。
でもクックフォーミーは本体にレシピを内蔵しているので、あちこち見ながらではなく、クックフォーミーだけで調理ができます。
最新モデルでは、レシピ数も210とかなり多彩。食材・分量・調理手順まですべて教えてくれるのでラクラクです。
大容量6Lサイズもあり、お子さんのいる家庭や作り置きに便利
6Lサイズでは、レシピ6人分、お米10合まで炊けるので、大人数のときは大助かりですね。
一緒に暮らしてる人が多かったり、たくさん食べる人はこのくらいあると安心しそうです。
T-fal クックフォーミーについてさらに詳しく知りたい方はこちら↓

ホットクックvsクックフォーミーを比較!
電気無水鍋のホットクックと電気圧力鍋のクックフォーミー。見た目はどちらも炊飯器の様ですが、機能に関してはそもそものコンセプトが全然違いますね。
まずは、できること、できないこと等違いを一覧表にまとめてみました。
ホットクックvsクックフォーミー比較表
商品名 | ヘルシア ホットクック | クックフォーミー |
容量 | 1.0L, 1.6L, 2.4L | 3.0L, 6.0L |
圧力調理 | × | ○ |
無水調理 | ○ | ○ |
低温調理 | ○(35~90℃細く設定可) | ○(保温63℃/再加熱70℃) |
炒める | ○ | ○ |
蒸す | ○ | ○ |
まぜる | ○ | × |
手動調理 | ○ | ○
強火(160℃)、中火(90℃)、弱火(75℃) |
予約機能 | ○(最大15時間) | △(生ものはNG) |
保温 | ○(最大12時間) | ○(最大5時間) |
温め直し | ○ | ○ |
内蔵レシピ | ○(147種類)
自動メニュー134種類 手動メニュー13種類 |
○(210種類) |
画面で材料・調理方法案内 | ○(出来ない機種もある) | ○ |
液晶 | モノクロ | カラー |
スマホ連携 | ○(出来ない機種もある) | × |
容量・サイズの違い
ホットクックの容量が最大でも2.4Lなのに対し、クックフォーミーの容量は6Lで2倍以上の容量があります。
- 人数が多かったり、
- り食べる量が多かったり
するご家庭は、クックフォーミーが的していると思います。
その分、クックフォーミーの方が大きいのでホットクックより場所をとってしまうというデメリットもあります。
ホットクック(2.4Lサイズ) | クックフォーミー(6Lサイズ) |
幅395×奥行305×高さ249(mm) | 幅380×奥行350×高さ325(mm) |
クックフォーミーの6Lタイプのご購入を検討している方はご注意下さい。
調理方法の違い
煮る・炒める・蒸すなどの基本的な調理方法は、ホットクック、クックフォーミーどちらとも問題なく可能です。
しかし、ホットクックは無水調理はできますが、圧力調理はできません。そのため、時短をしたい方はクックフォーミーが適しています。
でも、クックフォーミーはかきまぜてはくれないので、材料入れたらあとは全部お任せしたい場合はホットクックが適しています。
また、保温63℃/再加熱70℃/弱火75℃/中火90℃の4段階で調整のクックフォーミーに対し、ホットクックは35~90℃まで細かく設定可能となっているので、ホットクックだったら低温調理も可能です。
予約や保温機能の違い
ホットクックは予約調理ができます。最大15時間の設定ができるので、出かける前にセットしておくと、帰ってきたときには料理が完成している状態に出来ます。
クックフォーミーは予約できないので、帰ってきて手早く調理したい方に向いてます。
また、クックフォーミーの保温時間は最大5時間なのに対し、ホットクックは最大12時間保温できます。
個人的に、12時間も保温しておくことはほぼないので、保温機能に関してはあまり差はないかなと考えています。
便利機能の違い
内蔵レシピの数は
- クックフォーミー → 最大210種類
- ホットクック → 最大147種類
と、豊富さではクックフォーミーに軍配があがります。
ただ、無線LAN機能があるホットクックでは、COCORO KITCHENにつなぐことでレシピをダウンロードできるので、どんどんホットクックにメニューを増やせます。
ホットクックがおすすめな人
・出かける前にセット、帰ったらご飯ができてる!がいい人
・調理の時間は自分の時間にしたい人
・水無し自動調理をしたい人
ホットクックの一押しポイントは、予約調理・低温調理可能なところだと思います。
「帰ってからは何もしたくない」、「自分の時間が欲しい」という方にはホットクックがおすすめです。
クックフォーミーがおすすめな人
・帰ったらすぐにご飯ができあがる!とにかく自担がしたい人
・沢山食べる人がいる&人数が多いご家庭
・本体の操作感を大事にしている人(カラーパネルでわかりやすい)
クックフォーミーのおすすめポイントは大量調理・時短調理可能なところだと思います。
「帰り道とか食べる直前じゃないと食べたいもの思いつかない…帰って作ってもすぐ完成するのが良い」という方だったらクックフォーミーがおすすめです。
まとめ:自身の調理スタイルに合わせて選ぼう!
ホットクックとクックフォーミーの比較をしてきました。一言でまとめるなら、
- 自動調理で自分の時間を大事にしたい人…ヘルシオ ホットクックがおすすめ
- 時短調理したい、操作感を大事にしたい人…クックフォーミーがおすすめ
です。ご自身の調理スタイルや生活習慣に合った方を選んでください!