いちいち各機器に付属している赤外線リモコンを使わなくとも、スマホだけであらゆる赤外線リモコンを一括で管理・操作できてしまう便利なスマートリモコン。
各メーカーからいろんなスマートリモコンが販売され、どの機種を選んで良いか迷ってしまうのが大きな悩みですよね。
では、メーカーによってスマートリモコンにどのような違いがあるのでしょうか?
本記事では、オススメの3つのスマートリモコンの違いを紹介します。
ぜひ、スマートリモコン選びの参考としてみてくださいね。
EZCON
スマートリモコンの中でも比較的シンプルな設計でコスパに優れているので、特に初めてスマートリモコンを購入する人にはおすすめ。
Alexaとの連携・相性が非常に良く、外出先でのスマホからのリモコン操作や状況に応じたリモコン操作を促すシーン機能など、出来ることも他の機種に負けず劣らず盛りだくさん!
シンプルでコスパが優れながらかゆいところに手が届く機能が多く含まれているので、EZCONは『シンプルスマートリモコン』の名の通り、お手軽で非常に便利なスマートリモコンとしてオススメです。
ただし、2つだけ注意点も
- Alexa以外のスマートスピーカーに対応していない
- IFTTT(イフト)操作に対応していない
コスパが良く手軽に設定・操作が行えるシンプル設計ですので、マイナス要素は致し方ありません。
IFTTT(イフト)とは、「if this then that」の略語で『もしこれをした時にあれをする』といったことを目的として、スマートリモコンとスマートスピーカーおよび赤外線リモコン対応家電機器を連携させ自動で操作させる機能を指します。
例えば、GPS機能と組み合わせて自宅周辺に近づいたら自動でエアコンの電源を入れるといったような、他のあらゆるネットワーク機器やSNS等と連動させて働く機能を総称して言います。
あくまでより高性能を求める人向けの機能なので、シンプルにスマートリモコンとしての機能だけを求めるのであれば、EZCONでも十分満足出来ます。
ラトックシステム スマート家電リモコン
EZCONと比較して若干価格は高いものの、欲しい機能が揃っていて高機能で便利なスマートリモコンです。
対応するスマートスピーカーがAlexa以外にもGoogleアシスタントに対応し、iPhoneを利用されているユーザーなら、Siriを使ってスマホに話しかけて操作することも可能!
遠隔操作がさらに便利になり、本体のサイズが縦4.5×横4.5×高さ1.5cmの16gと手のひらにのるコンパクトサイズで、フックもついているので壁がけにも対応しています。
その上、プリセットで登録済みの機器も多数あるため、EZCONのようにいちいち事前に赤外線リモコンを登録しなければならないという手間も少なくて済むのは嬉しいですね。
細かい設定を必要とせず、高性能かつ軽量で使い勝手が良いとあれば、多少高くても購入する価値は大いにあります。
LiveSmart(リブスマート)
LiveSmart(リブスマート)はAI機能や複数台のスマートリモコンを一括管理できるグループ機能を持っているので、価格に見合った超豪華なスマートリモコンとしてオススメ!
AI機能の何が良いかというと、エアコンの温度を自動で設定してくれるという点。
このAI機能による自動温度設定は、単純に個人の体調・好み・部屋の環境に合わせて温度を自動調整してくれるだけでなく、留守番中の赤ちゃん・お年寄り・ペットの体調を気遣いこまめに温度を調節するという点でも非常に利便性を感じる機能です。
近年、お年寄りによる熱中症が増えているなんてニュースも目にしますし、大切な家族を家に残して外出するとなると、家族の体調も気がかりで心配ですよね。
自宅の温度を確認できるだけでなく自動でエアコンを操作し音頭調節してくれるわけですから、留守番中の家族の心配も軽減出来て嬉しい限り!
残念ながら、エアコンの温度設定以外のAI機能は無く、そのほかのAI機能においては今後に期待したいところですが、他のスマートリモコンには無い機能なので非常に重宝しますよ。
また、LiveSmart(リブスマート)も各部屋にスマートリモコンを設置し、複数台を一括で管理することも可能なので、大家族で利用する場合など非常にオススメです。
EZCONと比較したら価格が倍近くするのでコスパが良いと言い切れませんが、その分高性能でより日常が快適になりますので、少しでも高性能なスマートリモコンが欲しい人は、ぜひご検討してみてくださいね。